八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第7章 ページ7、異邦人
ケイト「いつもよりも重たい;」ぐすん
フエゴレオン「そのような会話を外ですればどうする!?
品位のかけらもないだろう!!」ぼぉっ!!
ケイト「だから駆け寄ってから言ったんだよ;
嫌ならフエゴレオンの前ではもうやりません;
ごめんなさいい;」半泣
腕組みしてから炎と共に説教をしていると
涙目で謝ってこられた。
フエゴレオン「…はあ(溜息&腕組)
別に私の前で言うのを咎めているわけじゃない。
男性の前で言うことを咎めているだけだ。
いるのが私だけならいい」
ケイト「!…それって…
つまり、嫉妬?」
フエゴレオン「今気付いたのか;」
ケイト「いや、レオと二人っきりでいる時
なんか殺気を感じるな~とは思ってたんだよ。
でもフエゴレオンなわけないって思ってて…」
フエゴレオン「…;
私も男だ、あまりべたべた引っ付いていると嫉妬で狂いそうになる」
ケイト「私も兄上が誰かと一緒に居るの見ると腹立つよ;
ホントのこと言うと私以外に独占して欲しくないし、二人っきりになってんの見るのはやだ」
フエゴレオン「!!
それは…同じ、だったのか?;」汗
ケイト「うん。
でもやっぱり兄上に笑っててもらいたいから我慢してた。
変に気負わせちゃ、笑顔も見れなくなりそうだし。
そんなの幸せじゃないだろうって思ってたから」
フエゴレオン「…そうか」
ケイト「…あの、さ…
よかったら、今夜一緒に」ごにょごにょ
フエゴレオン「ああ、解ってる。
おそらくレオもついてくると思うが仕方ない」溜息
ケイト「ぱあ)よかったあ^^//」にこにこ
フエゴレオン「…」なでなで
そう笑いかけてくるケイトに笑い返し、頭を撫でていると