八つ葉の魔導書(グリモワール)【ブラッククローバー】
第7章 ページ7、異邦人
それから後…
ケイト「いいか?レオ」
レオポルド「ん?」
ケイト「瓶のものの中身は、大人にしか解らないから。
何かにそそぐにしても、まずは聴くこと。分かった?」
レオポルド「うん!^^」
ケイトがレオへ言い聞かせ、それにレオはニコニコと頷いた。
やっと、この一件は終わりかと思ったが…
ケイト「しまったああ!;ケーキにローソクー!!;」
フエゴレオン「18にもなってそういうのは要らないんだが;」
ケイト「いやでもそれは形式でしょ!?伝統でしょ!!?」
フエゴレオン「そもそもそれは伝統というよりは行事のようなもので;」汗
ケイト「なおさら必要じゃん!!」
そんな折…
レオポルド「やならやめよ?」しょぼん
何で泣きそうな顔でケイトの服を引っ張るんだ;
ケイト「うっ(しゅん)
うん…そうだね。
本人は嫌がってるんだし、やめようか」しょぼん
レオポルド「胴上げ」ぼそり
ケイト「レオの時にやったね」
レオポルド「抱っこ」
ケイト「頭も撫でたよね」
レオポルド「頬にキス」
ケイト「あと一緒に抱き締めあって寝たっけねえ」
レオポルド「うるうる)もう一緒に過ごせないの?;」涙目
ケイト「うるうる)仕方ないんだよ;嫌なんだから;」涙目
ひしぃっ!!
そう涙を浮かべながら抱き締め合う二人に…
フエゴレオン「…;」
何故、私は今罪悪感をひしひしと感じているのだろうか;
ただただ冷や汗を流すばかりだった;