Ultimate mission&Last songs
第2章 0巡目 ルカにて
でも、エボンジュが乗り移るのが召喚士(生身の人間)自身だったなら?
召喚獣が祈り子の夢だと言うのなら、エボンジュが生きている限り祈り子は存在するはずだし、
召喚獣はずっと呼べるのにシンがいなくなるのでは? と考えたことも一度や二度じゃない。
まぁ、エボンの教えが浸透している作中前半では普通にあり得ない考えなんだろうけど
主人公でさえ考えつかなかったわけだし、いや、主人公無知だけどさ。
そうこう回想に浸っている間に、ビサイド・オーラカが来たことを知らせるアナウンスが流れる。
そして、私がこの作品で敵キャラより大嫌いなルカ・ゴワーズが船を下りてきた。
(ホントヤな感じだな。)
アナウンスでは英雄とか言ってるけど、私からしてみればコイツ等の方が余程嫌悪感半端ないし。
敵キャラ向きだと思う。
「チョーシ乗んなよ ゴワーズ!」
ティーダの啖呵が聞こえた。
(いいぞもっと言ってやれ。)
なんて思いながらプレイしていたなぁ。
と生で聞いて、しみじみ思いだしてしまった。