Ultimate mission&Last songs
第3章 0-1巡目 ミヘン街道を渡って~接触~
でも、アレ?
よくよく考えたらこの時といい私別に隠れなくてもよかったんだよね。
むしろ従召喚士なら、ユウナの弟子にしてください。って言えば堂々とパーティーイン出来たのでは・・・・・・。
今更感のある考えだったけど、思い立ったが吉日だ。
と思い私は彼らを追いかけた。
だが、問題は私がどこの出身の従召喚士と名乗るかだ。
ここから一番近いのはジョゼ寺院だろうが、一匹も召喚獣を持ってない上に従召喚士では
ガードもいないし信用に欠けるか
かと言ってこの世界に来たばかりの私に信頼できるような知り合いがいるはずもない。
早速積んだかもしれない。
(ええーいダメで元々だ。)
半ばやけくそ気味に私はユウナたち一行に声をかけた。
「あ、あの!」
ユウナ含め他のメンバーもといガードたちが一斉に振り向く。
私は挨拶するポーズをとった後
「ユウナ様御一行ですよね? 私はユウノレスカと申します。はじめまして」
「はじめましてユウノレスカさん。ユウナです。」
ユウナが返事をしながら、同じポーズをする。
「ユウノで構いません。実は・・・・・・足手まといを承知でお願いしたいのですが、まだ従召喚士の身の上の為勉強させていただく召喚士様を探しておりました。どうかユウナ様の侍従をさせていただけないでしょうか?」
ユウノレスカ。という名前は、現実世界で私が考えていたこの世界での名前だ。
「私。ですか?」
そりゃ、ユウナもまだ召喚獣2匹のユウナは新米の部類に入るだろう。
それの弟子にしてくれと言っているようなものだ。
驚くのも無理はない。