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【文豪ストレイドッグス】 short story

第4章 女子会?


「そうですわね・・・例えば・・」
「う、うわあああああ!!??ナオミちゃん!!ナオミちゃんはクリスマスどうなの!!??」
「え?私のクリスマスの予定ですか?」

慌てふためく春野とは対照的に落ち着いて思考するナオミ。
その白く細長い指を綺麗な曲線を描いた顎にあて思考するその姿はまさに現代の小野小町である。
そして案の定、与謝野は不気味に笑っていた。梢は若干引き気味である。

「うふふ・・今年のクリスマスは兄さまと何をしましょうか。」
「(こいつら兄妹じゃないだろあったとしても兄妹プレイだろ)」
「ううん、去年は〇〇を✖✖✖にしてピィィィィィィィがドッキューーーーンでアハァンがウフゥンで【自主規制】」
「もういい!!!!!もういいかな!!!!!!!!」

自主規制音の嵐にすかさず梢が止めに入る。内容は思わず耳を塞いでしまったので不明のままだが、やけに与謝野が興味津々だった。私も混ぜてもらっていいかい、などと言い出すもんだから、梢は3P!!??3Pなの!?と錯乱する。


~ちょっと休憩~


「さて、気を取り直して次、姉御いこ、姉御。」
「妾のクリスマスかい??」
「うん、そ。ナオミちゃんはもういやというほどわかったし春ちゃんは、・・・聞いてたら嫉妬しそうだから」
「えっ!?」 寝耳に水である。

与謝野はじっくりと思考した後、ゆっくりと口を開いた。

「妾はねえ・・ううん特にないかねえ」
「ええええ!!??嘘だァ!絶対あるでしょ!なんか!」

その答えに一同が驚く。
「姉御ほど美人なら、いくらでも男がすりよってくるだろうに!」
「いやねえ、何でか男が去っていくんだよ妾の場合」
「あぁ・・・」
一瞬にして悟る一同。謎に微妙な空気。
「昔はもっと寄ってきたりしたもんだがねえ、今となっちゃ寄ってきすらしない。というか避けてるねありゃあ」
「あー・・・うん。だろうね!」
「初見の男らもねえ、挨拶はするんだが二言目には引きつった笑みで去っていく」
「(あんたどんな挨拶したんだよ・・・)」
「それにむかつくのがねえ、この前学会の発表に行ったとき!!妾のことをひそひそ話すもんだから何のことかと問い詰めたら、妾のあだ名が、ゾーマ晶子かエスターク晶子かで喧嘩してたっていうんだよ!!??妾はそんなドラ〇エのラスボスじゃないっての!!」
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