第14章 溢れ出すeroticism
飛行機墜落事故から、エルルエル・ルカンド・ロゾ・ティエトカゥア・ギ・ムルムハヴァドを撃退という
衝撃的なデビューを果たし
ツェッドはライブラの一員に加わった。
ライブラの本部にはツェッド用の大きめの水槽と、
部屋が充てがわれており
朝早めにレオナルドが本部へ行くと
「おはよう」
ツェッドが、1人ソファに座っていた。
「おはよう、レオ君は朝早いんだね」
少し驚いて言うツェッドに
もしかして朝の時間を邪魔してしまったのかと、
小さく謝る。
「早めに来たんスよ」
最近顔を見ない、潜入捜査に出ていた名前が
久しぶりに出社するとの事で
おかえりなさいと、1番に言ってあげたいから
早起きした。なんて事は絶対に口には出せない。
苦笑いで応えるレオナルドに、ツェッドは不思議そうな顔をした。