• テキストサイズ

神隠れの少女【NARUTO】

第31章 死の森


「かなりの数だな……しかも分身か………」

「な、何よこれ……!」

「フフ……袋のネズミだな………」

狼狽える一行に、敵の雨忍はにやりと笑った。


「うるせぇ~~~!」

ナルトが敵に突っ込んでいく。

攻撃は効いたかに見えたが、それを食らった雨忍は、分裂して数を増やした。

「え⁉︎」

それを見てルナ以外の一行は混乱した。


(何者だ、こいつら……見極めてやる‼︎)

サスケは写輪眼を開き、相手を凝視した。

雨忍の幻と交戦するうち、カブトが軽傷を負った。


「カブトさんが怪我したってことはこいつら実体の影分身なのか⁉︎でも影分身は直接攻撃を受けたら消えちまうのに……

………消えねーこいつらはやっぱ幻術なのか⁉︎どっちなんだ⁉︎」

喚くナルトに、ルナが冷静に答える。

「………ナルト、これは分身じゃない。俺達はまだ、敵の幻術を見ているんだ。」

「じゃあ、どうやって攻撃して来てんだよ⁉︎」

「おそらく、敵は幻の攻撃のタイミングに合わせて、隠れて攻撃しているんだ。」

「じゃあ、裏でクナイ投げてるバカ見つけてぶっ飛ばしてやるってばよ!」

ナルトが威勢よく言い、多重影分身の術を使い、敵に突っ込んで行った。
/ 826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp