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神隠れの少女【NARUTO】

第27章 新顔披露


ルナ、再不斬、白の三人は、神隠れの前にやって来た。

「……ここは?」

再不斬が、見当もつかない、というように言った。

「はっはは、それはこの中に入ってから説明しますよ。

命遁・限定解錠!」

ルナは二人の腕に通行許可証を刻んだ。

二人の腕に、不思議な紋様が浮かび上がった。

「……これは?」

「この里に入るには、それを刻まないといけないんです。

じゃないと、チャクラを残らず吸い取られて、死にますよ。」

ルナがさらっと言ったことに、二人は少しゾッとした。


「じゃあ、行きましょうか!」

ルナは二人の手をとって引っ張り、神隠れに招き入れた。

再不斬と白は、さっきまでとのルナの性格の違いに驚いた。

(レイ……何だかいきなり馬鹿みたいに明るくなったな………)

(果たしてどちらが本性なのでしょうか……………)


「李蘭ー、那由他ー、シスイさーん!」

ルナは神隠れに入るとすぐに、大好きな三人の名前を呼んだ。

すると、一番初めに、李蘭が出て来た。


「あなたは……ルナ様ですね?」

「さっすが、李蘭!わかってくれたんだ!」

ルナはそう言って李蘭に抱きつき、しばらく離れなかった。

再不斬と白は、ルナが他人に甘えていることに面食らった。


「おー、ルナ、久しぶりだな、って……」

シスイは見慣れない男三人組がいることに驚いた。


「シスイさん、ルナだよ!変化してるだけ。」

ルナはそう言って変化を解いた。

身長が縮み、短い黒髪は腰まである銀髪になり、赤かった目は青くなった。

それを見てシスイはホッとした顔になった。

「なんだ、よかった!侵入者かと思ったぞー!」

シスイとルナは久しぶりにギューっと抱き合った。


再不斬と白は、状況の変化についていけなくなっていた。
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