• テキストサイズ

神隠れの少女【NARUTO】

第23章 第七班


それを聞いて、ルナ以外の三人は程度の差はあれど、引いていた。

「ハハハ、ホラ引いた………あれ、レイは引かないんだね。」

カカシはちょっと驚いたように言った。

(なかなか骨のあるヤツのようだな………)

サスケ、サクラ、ナルトの三人も、ルナを凝視した。

(レイ……やはり………)

(レイ君、すごーい。)

(レイのヤツ……悔しいってばよ!)


注目されて、ルナは慌てた。結果、

「いやあ、俺、引きすぎて表情筋も動かせませんでした………」

と言って笑った。

サクラとナルトは、なあんだ、と言って納得してくれたが、サスケとカカシは、絶対嘘だろ、と言う目をしていた。


「とにかく、明日は演習場でお前たちの合否を決定する。忍道具一式持って来い。

それと朝飯は抜いて来い………吐くぞ!

詳しいことはプリントに書いといたから。明日遅れて来ないように!じゃあな!」

カカシはそう言って瞬身で去って行った。


「じゃ、みんな、明日は頑張ろうぜ!じゃ。」

ルナも瞬身で去って行った。

後には緊張している三人が残された。



ルナは家に着くと、ベッドにダイブした。

(どうしようかな、明日……まあ、一応、三人を誘って……多分無理だろうけど。

…………折角だから、カカシ先生に一泡吹かせてみたいし……

……でも、あんまり術使うとバレるかもだし。難しいな……

………………まあ、何でもいいか!)

ルナは色々考えるのをやめて、普通に生活した。
/ 826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp