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神隠れの少女【NARUTO】

第22章 木ノ葉へ、再び


コンコン、コンコン


「はーい!今出るってばよ!」


ガチャ


出て来たナルトに、ルナは面識がないフリをして、挨拶した。

(ナルトだぁ………うわー、懐かしー。五年ぶりだもんね。元気みたいで、良かった。)

「どうも、こんにちは。隣に引っ越して来た、皇レイと申します。

これからよろし……って、君、アカデミーにいなかった?」

「ん?あー!お前、今日来た転校生だってばよ!」

ナルトが素直に驚いて言った。

「奇遇だね。ま、これからよろしく。はいこれ、お土産。」

(やっぱり、第一印象は大事だよね〜。まあ、作戦としてはちょっと安直だけど。)

ルナが菓子折りを差し出すと、

「おお、ありがとうだってばよ!」

と、ナルトが大袈裟に喜んでいた。


「ところで、君の名は?」

「俺はうずまきナルトだってばよ!

よろしく頼むってばよ!」

「うん。よろしく。」

ナルトがそう言って手を差し出して来たので、ルナとナルトは熱い(?)握手を交わした。


「じゃ、また明日アカデミーでね。」

ルナはそう言うと、にこりと笑って手を振った。

「おう!じゃなレイ!」

ナルトはそう言ってドアの内側に引っ込んでいった。

「………ふう。次はサスケかな。」

ルナはアパートを離れ、サスケのチャクラに近づいて行った。



サスケのチャクラに近づいて行くと、やはり演習場だった。

(サスケはどのくらい強くなったかな?)

ルナはサスケが気になったので、姿を現してみることにした。


「ん?お前、今日来た………」

サスケがルナに気がついて言った。

「転校生の皇レイです。どうぞよろしく。」

ルナはそう言って、軽く礼をした。

「ああ、そうかよ。」

(なんだか、うちはっぽい見た目の奴だな………)

サスケはルナを怪訝そうな顔で見て、ぶっきらぼうに言った。
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