• テキストサイズ

神隠れの少女【NARUTO】

第16章 うちはシスイ


その少し前。


「李蘭、那由他、どうやら今日が、アレが必要になる日みたいなんだ。」

『アレですか…では、私と那由他は、神隠れに移動して準備しています。』

「………わかった。」

『ルナ様は、シスイさんを神隠れまで連れて来られますか?』

「勿論。この間、里の前にクナイ刺しといたから、シスイさんが結界に弾かれてダメージを受けることも無いよ。

通行許可証の刻み方も、ちゃんとわかってるし。」

『流石ですね。それでは、作戦を開始しましょう。」

「うん………二人とも、頼んだよ?」


そしてルナは、初めて完全に一人で行動を開始した。



夕方。

ルナは迷彩隠れの術を使って、イタチを尾行していた。

勿論シスイを死なせないためだ。

李蘭と那由他には、木ノ葉の上層部にシスイの写輪眼を狙っている者がいて、

そいつの襲撃が今日になる可能性が高いと説明した。

襲撃を防げば良いのでは?とも言われたが、それではいつまでたっても相手は諦めない、と言って説き伏せた。

ちょっと強引だったが、協力してもらえて良かった、とルナは思っていた。

とても一人ではやり遂げられる気がしなかったためだ。
/ 826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp