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それはきっと、幻じゃない。【気象系BL小説】

第1章 まぼろし




「やぁあああっ!」


ヤツの細い腰を背面座位で抱きかかえ、


再び深く差し込む



「ふ、ふかいよおおっ…」


「キモチイイって言えよ‼︎」


「に、にのぉ、きもち、いいっのっ‼︎」


段々呂律が怪しくなってくるヤツの声。


「にのぉ…いいよぉ…ぁん」


もう一度、ガツンと突く。



「あっ⁉︎いいっ…」




貴方も抱いたんだよね。



コイツの身体を。




貴方も愛したんだよね、




この身体も、声も、全て…




「にのぉ…ふかいよぉ‥」


「好きなんだろ、お前。」



「う、ん、好きぃ…あぁ…」



貴方に愛されたこの身体を



壊してみたくなる。





だって、貴方を手に入れたいから…





「オラいいんだろ?イケよっ‼︎」



「あ、あっ、激しっ、ああんっ」



ヤツの前を握りこむ。



「イケよっ!」


「やっ、ああんっ、んんっ!」


「はしたなくイケよっ」


「やっ、いわないっでっ、ああんっ」


「この変態、イケよっ!」


「あああん、にのもぉっ…」


「じゃあ、いくぞ…」








どうして俺は



素直に言えないんだろう





貴方に、好きだって
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