• テキストサイズ

それはきっと、幻じゃない。【気象系BL小説】

第1章 まぼろし





ヤツのフェラは、気が遠くなるほど上手くて…



「良い子…上手だよ…」



そう優しく囁くと、妖艶に笑う。



ふと、ヤツの尻に刺さってる、バイブに目が留まる。


手を伸ばして、スイッチを強にした。



「ああああっ…だめっっ…」


「離して良いなんて言ってねぇだろ」


「ごめっなっさい…ああっ…」


また、喘ぐヤツの口に俺を押し込む。


「ちゃんとしゃぶれよ…」


「あ…はひ…」



苦しそうに、眉根に皺を寄せて頬張る。



「スゴイね、お前。串刺しだね?」


「やぁっ…」



更に痴情を煽れば、濃ゆい赤に身体が染まっていく。



ちゅうっ、と勢いよく吸われ、かなり追い詰められる。



「良いよ、もう」


腔内から出ると、ぼぉっとした顔で俺を見つめる。



「にのの、おいしい…」


「じゃあ今度はコッチ挿れてやるよ」


ぺたっと横座りになっていたヤツを引き上げ、


再び四つん這いにさせる。



「すごいね、バイブでトロトロだね?」


「やだぁ…」


スイッチを切っていたバイブをそぉっと抜き、



ずぶりと俺を刺す。


「あああっ、太いよぉ…」


「悦べよっ」


「嬉しっ、にの、うれしいよぉっ」


抉るように角度をつける。


「あああっ」


「くっ…締めすぎっ…」


ぎゅうっっとうねるナカと、


こちらを見返す、ヤツの熱に浮かされてる瞳。



イきそうになるのをヤツの短い髪を引っ張ってごまかす。





/ 67ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp