第1章 O × S
S side
今日は いつも通り収録を終えて 、智くんと帰る ! つもりだったんだけど …
スタッフさんと思いのほか話が盛り上がっちゃって 。
その間 智くんは 待っててくれたんだけど 、急に智くんが来て
O「すいません。櫻井これから用事がありますので。」
と言って 俺の手を引っ張ってどんどん歩いていく 。
俺は 慌てて スタッフさんに挨拶して 必死についていった 。
智くんについていって 、ついたのは駐車場 。
俺は 戸惑いながらも車のキーを開けて 、運転席に乗る 。
俺と智くんの家に 向かっている。 んだけど…
智くん なにも喋ってくんないの 。
俺 、なんかしたのかなぁ … 考えたら ちょっと目の前が涙で歪んできた。
けど、運転中だし 智くんもちょっと疲れてたのかも 。
はやく帰って 智くんを 癒してあげよう !
家に ついて ドアが閉まった途端
「…んっ、 んふぁ っ … さと っ …」
ドアに背中を押し付け いきなり 激しくキスをしてきた 。
「…っ ちょっと 智くん どうしたの ?」
そう訪ねると
O「しょおくんはおいらのでしょ? スタッフとイチャイチャした罰だからね ?」ニヤッ
S「えっ? ちょっ… 智くん っ!」