学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第2章 聖夜のシンデレラ(*)
セナが初めて恋をしたのも、付き合ったのも、身体を重ねたのもローだけだ
だからこの身体は、ローの好みである以外に考えられない
「、わ、ってェ」
「聞こえねェな」
「した、も、触って…?」
腰に添えられていた手を取り、自ら誘導するように脚の間へと誘う
「望み通り」
「ひゃンッ?!」
「触ってやるよ」
グチュリと卑猥な音を立てて、柔らかくヒクつく秘所に指を突き立てた
突然の行動に、目を見開いて少し開いていた脚をキュッと閉じる
腕を挟み込むようなその行動にローはニヤリと笑みを浮かべた
「どうした。ヨかったのか?」
「ちがっ、あ…アッ」
「ココは、良かったと言っているがな」
「やぁ、あっ、あっ…動かさ、な、で」
挟まれて固定されているとはいえ、ナカに収まってしまった指は自由に動かせる
グルリと円を描くように、指先が器用に動かされたことでヒクリと腰が跳ねた
「う、ンンッ…や、っあ」
「本当に嫌なら、やめてやる」
「え…ッ」
「どうして欲しい」
より感じる部分を、スリスリと擦り上げられ全身が打ち震える
止めてほしくない、身体はこんなにも正直にローを求めているのに
恥ずかしさだけが邪魔をして、ちっぽけなプライドを誇示し続ける
何も言わないセナを見て、ローはゆっくりと溜息を吐くと指を引き抜こうと腕を動かした
すると無意識に全身に力が篭り、それを阻止しようとする
内股で腕を挟み込み、秘所は指を逃すまいと深く飲み込むように熱くうねり出す
「ロー…」
「どうして欲しい」
か細く名を呟けば、抜こうとする手の動きは止められた。しかし繰り返されるのは先ほどと同じ質問
口にするまで、どうしたって許してくれないようだ
ローには全て分かっているだろうに。何故そんなにセナの口から言わせたいのか
「シてる時のお前は、可愛くて…ついイジメたくなっちまう」
「ふぇ?!」
心の声が漏れていたのだろうか…?いきなりローが観念したような溜息と共に言葉を吐き出した
「俺のやる事なす事にいちいち恥ずかしがってるのが堪んねェ」
「いきなり、なに」
「何で言わせたがるのか、聞きたかったんだろ?」
「なん、で?」
「お前顔に出やすいからな、見てりゃァ分かる」
不思議そうに見つめてくる姿が妙に間抜けで、クツクツと喉奥で笑いを噛み殺す
「じゃあ全部分かって…!」