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学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)

第1章 10/31の文化祭(*)


「あッ、まだ…!」
「悪い、我慢できねェ」
「ひっ、ン…!ァ、ッ」

膝立ちになって、抱えた腰にグッと力を込める
最奥に先端が食い込みそうなほどの律動に、セナは無意識に髪を振り乱した

「ゃぁ…ッ、奥…やだ、」
「イイの間違いだろ?離そうとしねェくせに」
「やああ!、ッ」

わざと弱い部分をえぐるように突き上げれば、目を見開いて大きな瞳が揺らいだ

「ひ、ンンッ!ァ、おかし…くなッ」

何かに必死に縋ろうと腕を伸ばすが、狭いソファの上では掴むこともままならず虚しく空を切る
するとその腕を掴んで、首に回されれば至近距離に余裕のない男の顔

眉間に皺を寄せて、迫りくる快楽の波に必死に耐えているその表情は、少し赤らんでいる

「ぁっ、ろぉ…ろ、ぉっ」

何故かその表情を目に留めた瞬間、胸が詰まるような想いに駆られてしまい
縋るように耳元で名を繰り返す

普段余裕すぎる余裕を浮かべた彼が、自分のせいで余裕の微塵もなくなっていることへの優越感


「ッ、チ」

ただでさえ気を抜けば快楽に持っていかれそうなのに、耳元で甘く名を囁かれればたまったものではない
首に縋らせたまま、上体を起こして対面座位の姿勢になれば重力のおかげで有り得ないところまで自身が飲み込まれてゆく

「ッッ…、や、これぇ」

子宮口に届くくらいの深さに、自然と腰が震える
しかしその表情は蕩けてしまいそうな快楽を感じた、女の顔

「あ、ッ…やぁ…」
「く、っ」

グッグッと奥を突くように、腰を押し付ければお互いに甘い吐息が口を吐く
少しでも腰を引く素振りをすれば、逃がすまいと本能で収縮が強くなる
その度にローは息を詰めながら、律動を続けた

「ふぁ、あッ…!ァッ、んんッ」
「く、締めすぎ…だッ」
「やぁああ、そんッ…激し…ン、イっ」

限界が近いのか全身をガクガクと震わせて、息も絶え絶えにローへとしがみ付く

「ッ俺、も」
「ひッ、あ…イく…イっちゃ…ッッ!!」

ビクビクと全身が硬直すれば、強すぎる刺激に意識を手放した
ローは達する寸でのところで自身を引き抜き、セナの太腿に熱を吐きつけた

「ッハァ…ハァ」

なんとか事後処理を済ませたローはソファで眠るセナの身体を抱きしめる
すると近頃の疲れが祟ったのか、心地よく腕に収まる身体を抱えたままソファに押し倒す形で眠りについた

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