学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第1章 10/31の文化祭(*)
ローは零れる涙を舌で掬い取りながらも、指の動きを止めることはない
追い詰めるように、分かり切った感じやすい場所ばかりを掠めて慣らしてゆく
「く、ぁあ…ンッ」
指でグチャグチャとかき回されるたび、声がひっきりなしに漏れてしまう
しかし三本も咥え込んだ秘所は、まだ足りないとでもいうように収縮を繰り返している
「あと、どうしてほしい?」
「ゃ…ぁも、ッ」
腕を目いっぱい伸ばしてローに抱き着こうと必死になっているセナに軽く笑みが漏れた
その腕がギリギリ届かない位置に居ると、子どもが愚図るように瞳いっぱいの涙を貯めて睨んでくる
「いじ、っわる…やだ」
「ちゃんと言えばそうしてやると言ったはずだ」
「言えない…ロー、お願いだから」
苦しそうに息を詰め、懇願するように上目遣いで小首を傾げてくる姿に折れそうになるのを必死に耐えた
今日はセナの口から、言わせて、聞きたい
「言えるだろ、さっきまで散々言ったじゃねェか」
「ッ…だから、もう無理…!」
「ならこのまま、今日は終わりだな」
「ローだって苦しいクセに…!」
軽く寛いだズボンの上から、熱く滾った自身に触れ挑発するように抗議の声を上げた
既にはち切れんばかりに臨戦態勢となったロー自身を軽く撫で上げる
「ッ、分かってんなら…早く言え」
「分かってるでしょ…ローだって」
「お前の口から聞きてェ…俺のためだと思って、な?」
珍しくローも意地になって、普段は絶対にしない甘えるような言葉を投げかけてみた
さすがに気持ち悪いと突っ込まれるかと思えば、意外にも効果はあったようで
「う…そんなの」
「いつも俺ばかり求めてるみたいだろうが…たまには聞かせろ」
内心反応を面白がりながらも、あえて懇願してみると困ったように眉が八の字に下がりきる
そしてとうとう
「ろ、ローの…欲しい」
「何を?」
「それは無理…!ね?も…苦しいの…ローの、そのッ、挿れ…て?」
恥ずかしさに真っ赤な顔と、潤ませた瞳が相乗効果をもたらしローは下半身に衝撃が走った
耐えきれなくなりすぐさま指を引き抜き、セナの腰を掴むと余裕なさげに自身を取り出し秘所に宛てがう
そしてそのまま、ズップリと挿入してしまうと一気に腰を押し進めていく
「ふぁぁ…ッ、ン…!」
「く、」
全てが収まり、息を吐く間もなくローが律動を開始する