学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第3章 年越しそばと姫納め(*)
ズプリと無遠慮に突き立てられた指に、キュウッと秘所の締まりがよくなる
まるでローの指を逃したくないように、離すまいと絡みつくかのようなうねりを帯びた締めつけ
だがそれを感じ取っているのは、ローのみ。セナはそんな己の本能を知らぬまま抵抗を続けていた
「ほら、ちゃんと見てやれ、セナ」
「ンンッ、」
耳元で息を吹き込むように、低く優しく囁いてやるとその吐息にすら反応を返し身震いをする
そのことにローはバレないように喉奥で微かに笑みを漏らした
この愛しい身体はローしか男を知らない
だから、ローの言動一つ一つにも、こんなに従順に花開く
「もぉ、許し…てぇ」
「何を?」
別にセナが何か悪いことをしたわけでは勿論ない
ただ抵抗されればされるほど、燃え上がってしまうのがいけないだけだ
更にはもっと羞恥に、快楽に追い込みたいと欲が出るのも多少…いやかなり、いけない
「離そうとしねェのは、セナだろ」
追い込む準備を始めるように、ジュポジュポと音を立てて指の抽挿を繰り返す
流石に三本も咥え込んだ秘所は、赤く腫れあがりどうしたって指がイイ所を掠めてしまう
そのため、抜かれる時も突き立てるときにも膣壁を擦り上げられてしまえばセナはひっきりなしに声を上げることしかできなくなる
もう何も、ロー以外のことを考えることを放棄してしまいそうなほど、追い詰められていた
「んぁ、…ろ、ぉっ」
「なん、ッ?」
身体を精一杯後ろに向けて、間近にあったローの唇を吸い付くように啄む
セナが自ら積極的に行動を起こし始めれば、それは羞恥の壁が崩壊し、快楽に身を投じた証拠
ローは思わず、啄ばまれる口元が緩むのを抑えきれない
「ッハァ…ん、ちゅ…ぅんん、ッ」
「まどろっこしいキスしてんじゃねェ」
「ふぁ、ン…ふ」
先ほどのがキスと呼べたかは定かではないが、じゃれ合うような行為に痺れを切らしたローは、後頭部を支えると唇を合わせ躊躇うことなく舌を挿し込んだ
いきなりのことに逃げようとする舌を絡めとり、強く吸い上げると腕の中の細い腰からビクビクと震え上がり力が抜ける
「ココ、触ってねェのになんで堅くなってんだろうなァ?」
ローは唇をやわやわと食みながら、呼吸に揺れる乳房の中心で堅く主張した突起を指先で強めに弾く
「い、ッ…ァアッ」