学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第3章 年越しそばと姫納め(*)
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「や、ァ…も、だめェ」
テレビもついていない静かなリビングに、クチュクチュと卑猥な水音が響き渡る
先程から生まれたままの姿で、何度めかの絶頂を迎えているセナは既に根を上げていた
事の起こりは少し前のセリフと同時にソファに運ばれた後のこと、膝の上に乗せられたと思えば、身包みを剥がされてしまい慌てて胸を掻き抱く
しかしそれはローにとって好都合、無防備な下腹部に指を這わす
キスだけで湿り気を帯びた茂みをかき分け、潤んだ蜜源に浅く指を挿し込んだ
「ここは期待してるみてェだが」
「してないってば…!ン、ぅっ…」
「口は素直じゃねェな」
「あ、ァッ…や、指ッ…動かさ、なで」
難なくローの太い指を飲み込んだ秘所は、既に蕩けきっている
トントンと、入り口付近を浅く刺激すると、無意識にぎゅうっと脚を閉じて動きを阻止しようとしてしまう
するとそれを咎めるように、耳朶にカリッと歯を立てられ後ろから脚を固定されてしまった
「やぁ、だ…ッ、」
2人きりとはいえ、自宅のリビングであられもない姿を晒していると思うとひどい羞恥に駆られる
どうにか逃れ隠れようと思うけれど、脚を固定されているだけで全然自由に動けない
それどころか、結果的により深くローの指の侵入を許してしまい、結局はどうしたって逃げられやしなかった
「ン、ぅっ」
「セナ、見てみろ」
「へ…っ?ぁあッ」
クイと顎を持ち上げられ、前を向くようにされると同時にナカの指がくの字に曲げられイイところを掠める
顔を下ろすこともできずにぎゅっと瞑った目を、ゆっくりと開ければ目の前には静かなテレビの大画面
電源が切れたままの液晶画面は、まるで鏡のように目の前の光景を反転させて映し出す
「ゃッ…!」
ソファに座るローの膝の上で、大胆に脚を開かされ、室内の明かりに照らされてヌラヌラと光る様まで丸見えだった
恥ずかしさのあまり反射的に脚を閉じようとしても叶わず、顔を背けようにも…やはり敵わない
ローの指をズッポリといつの間に二本も咥え込み、まざまざと見せつけられる卑猥な光景にセナは堅く目を瞑る
「オイ、目ェ開けろ」
「や、だぁ…ッふ、ン」
「ちゃんと見てやれ、自分のやらしい姿を」
「そんなの見たくな、」
「…ハァ」
「ひぁッ!」
耳元で嘆息されたと思えば、容赦なく指は三本に増やされた