学園は溺愛の箱庭(ONE PIECE長編学園パロ夢・番外編)
第2章 聖夜のシンデレラ(*)
「お前も俺を、離すんじゃねェ」
耳元で囁きながら腰を押し付け、グリリッと先端を子宮口に押し付けると、セナは息を詰める
「ん、ッッ」
「分かったな?」
「うん、ッ…分かっ、たからぁ…奥っ、やだァッ」
グッグッと腰を突き上げ、耳をカリッと甘噛みすれば
ビクッと力が込もる
「本当に、分かってんのか」
「分かって、る…もん」
コクコクと頷いて、恨めしげに睨んでくる視線にニィッと笑みを浮かべた
「フッ、なら…いい」
「んぅ、」
唇を重ね合わせ、舌を絡ませ吸い上げる
グズグズに溶けきった状態では、素直に応えるように舌を絡ませてくるのが愛おしい
更には首に腕を回して、もっとと強請るように深く唇を合わせてくる
積極的な姿に応えてやりながら、ローは思わず目を細めて薄っすらと笑みを浮かべた
「ん、ぅ…ッ、?」
「なんだ」
一度唇を離し、小首を傾げたセナに同じように首を傾げる
「ロー、じっとしてて」
「は…ッ?!」
「んッ…ンン、」
首に回した腕に体重を掛けてローの身体を押さえつけるようにし、セナがぎこちなくゆるゆると腰を動かし始めた
「オイ、セナッ」
「っはァ、アッ…ンンッ」
「く、…ッん」
擦りつけられる感覚を予想できず、悩ましげに眉をひそめると思わず息を詰める
その表情に気を良くすると、先ほどまで怖がっていたはずが
更に深くロー自身を飲み込み、ナカを締め付け刺激してゆく
「んぁ、ロー…のっ、大きくなっ…たぁ」
「ッ、いい加減に…」
「ふぁ?!ッひゃん!!」
ぐいっとセナを押し倒すように体重をかけ、ベッドに沈める
膝裏を担ぎ上げ、逃げないように腰を固定してギリギリまで腰を引く
「や、だ…ろぉっ」
「安心しろ、ちゃんとくれてやる」
少し乾いた唇をペロリと舐め上げ、一気に最奥まで腰を打ち付けた
セナは目の前がチカチカとスパークして、意識を飛ばしそうになる
しかし、ローがそれを許すはずもなく再び口付けが降ってきた
「は、ァん…んぅ」
「ったく…散々煽りやがって」
「ん、ンッ…ふ、ぁッ」
腰を揺らすタイミングで、唇が一瞬離れると甘い声がひっきりなしに漏れ室内に響き渡る
声を抑えることもできないセナは、ただ必死にローにしがみつき快楽を追う
そんな姿が愛らしくて、ローは腕に力を込めた