第1章 トリックオアトリート▼高尾和成(R18)
「……し、て…?」
「何を?」
「和成の、が欲し………っ」
最後はバッと顔を背けて聞けずじまいだったけど俺としては大満足。て言うか衝撃っつーレベルで理性が崩れかかる。思ってたよりもこれは……
「……ちゃんはせっかちだなー?」
「ふ、え…?」
「まだ指もいれてねっつのに」
「っ…!!」
まさか俺自身を求められるとは思ってなかったからその衝撃?思わぬ興奮材料に熱がまた下半身に集まる。目を閉じて数回深呼吸をしてからぐっとストッキングを破いた。
「ひゃっ…!?」
「わり。後で同じやつ買うからさ」
容易く引き破られたストッキングは細かい繊維を走らせて肌を露出させる。ショーツの足ぐりに手をかけてその隙間から中に触れた。ちゃんの反応から予想はしてたもののそこは案の定ぐっしょり。さっきから痛いくらいに主張する自身を無視して人差し指を沈めこませた。