第1章 トリックオアトリート▼高尾和成(R18)
「っ、かずな、…っ」
「んー?」
布越しに割れ目をぐりぐりと刺激すればもどかしそうにちゃんの腰が揺れる。その瞳はただただ熱を求めている。
「あ、の……っ」
僅かに残った理性が引き留めるのかちゃんの唇はぱくぱくと開閉を繰り返している。言いたいことはわかるけど、1回くらいは言われてえよな。ほら、欲しいってやつ。俺も男だからさ。
「俺バカだから言わないとわかんないぜ?」
「っ…意地悪…!」
涙目で睨まれても怖くねえっつの。逆に煽ってんだろってレベル。壊れかけた理性をなんとか繋ぎとめて苦笑を浮かべる。俺いつからこんなブレーキ効かなくなったんだ?
「ほら、言わねーとわかんねぇって」
「っ……」
頑固な彼女の秘部に指を埋め込む。布を通してくい込む指先に愛液が絡まる。羞恥に顔を赤らめながらもちゃんは震える声で呟いた。