第1章 トリックオアトリート▼高尾和成(R18)
「…やべ、それすげー嬉しいわ。」
緩む口を抑えてちゃんの下着をずらす。現れた白い膨らみに口付けを落として緩慢に舌を滑らせる。やわい肌は吸い付くように俺の舌に触れ合った。その度に短く震える彼女の体が愛しくてたまんない。
「んっ、ぅ……」
「声、出せよ」
「やだ、恥ずかっ……ぁっ!」
「何今更恥ずかしがってんだっつーの。あ、もしかしてそういうプレイ?んなら俺も頑張んないとなー」
わざとらしくそう言って少し強めに突起に吸い付く。尖りをもって硬くなったそれを舌で舐めあげれば、ラズベリーのように赤が熟れた。
「違ッ…!や、かずなっ…ぁっ…!」
「そ。その声。……もっと聞かせろよ」
軽く歯を立ててその実を食む。唇から零れた唾液がちゃんの肌を伝ってシーツに染みを作る。恍惚としたちゃんの顔が、なんつーかすごいエロい。
「……俺、ほんと余裕ねぇわ」
「え?」
「んーや、こっちの話。
で、下はどうなってんの?」
おもむろにキュロットの中に手を差し込む。薄手のストッキングは既にじんわりとした湿り気を帯びていた。熱い蕾の割れ目に手を沿わせれば益々染み込む潤滑油。