第1章 short story
翌日―
軽快なメロディーで目が覚めた
うわっ!!寝坊した!!
6時半
慌てて準備した
7時に裕が家まで迎えに来てくれた
『おはよう・・・』
裕「起きてる?顔めっちゃ寝てんで?」
『うん・・・寝坊してん。アラームの音楽聞きながら気持ちよく寝てた』
裕「もうー。まぁー行くで」
『うん・・・』
裕の車に乗り込み京都へと向かった
1時間半程で、有名なお寺に着いた
『うわぁーーーー!!めっちゃキレイ!!写真撮ろう!!』
裕「ほんますごいな!!俺も写真撮ろう」
『裕ーーー。一緒に撮ろう!!』
紅葉をバックに2人で写真を撮った
裕「団子でも食う?」
『食べるー』
裕「ほな、こっち」
『あー!あれも食べたい!!』
裕「とりあえず、団子!!」
『待ってよーー』
裕「早よ行かんと混むやろ?」
『そうやけど・・・』
1人早足で歩く裕
あたしは、後ろからとぼとぼ歩いた
ちょっと拗ねながら歩いてた
裕「また拗ねてるやろ?」
『だって、裕早いもん』
裕「もうーしゃーないなぁー。もう子供ちゃうやろ?」
『ちゃうけど・・・』
ため息をつきながらも、裕は、あたしの手を繋ぎ歩いてくれた
裕「手冷た!!」
『裕も冷たいやん』
裕「もう。早よ行くで」
こういうのん好き
裕が彼氏やったらなーってずっと裕を見てたら
裕「んー?どうしたん?」
『なんもなーい』
裕「どうせ白いなぁー思てたんやろ?」
『ちゃうし!!』
裕「ふーん・・・」
少し歩いてお団子屋さんに行きお団子を買って食べ歩く