第1章 short story
『裕―』
裕「んー?どうしたん?」
『見て見てー!!今年の紅葉めっちゃキレイなんやって』
裕「ふーん。」
『行きたいと思わん?』
裕「そんなん写真でもう見たからええんちゃうん?」
『えー!!行きたいなぁー・・・』
裕の部屋に入り浸って、スマホを見ながら喋ってた
裕「なぁー、彼氏でも作って彼氏と行きやー。そんなもん俺なんかと見てもなんもおもんないで?」
『えー!!彼氏出来ひんもん!!彼氏なんか作ってたら、枯れてもう緑の葉っぱかもしれんでー』
裕「ほんまやなぁー。お前絶対そのパターンやろな?で、紅葉の前に別れてんやろなー(笑)」
『またそういうこと言うし・・・』
裕「だって、夏も言うてたやん。海行きたいーって」
『うん・・・』
裕「もうー諦めー。来年の夏行けるように今から頑張りー」
『えー!!クリスマスもあるねんで?もうイヤやぁー』
裕「あ!!友達紹介したろか?」
『どうせ、すばるくんと信ちゃんやろ?』
裕「バレた?笑」
『出会いないかなぁー。紅葉・・・クリスマス・・・初詣・・・行きたいなぁー・・・誰か連れて行ってくれへんかなぁー』
裕「あぁーもう!!紅葉だけな?」
『ほんま!?』
裕「明日でいい?」
『うん!!祝日最高ーーーー!!』
裕「ほんま、俺なんなん?」
『優しいお兄様♡』
裕「ええやん。悪い気せんな!!」
『じゃー帰って服決めて来る!!』
裕「ほな、明日。7時な!!」
『うん。ありがとう!!』
あたしは、家に帰りクローゼットを開け
お気に入りのワンピースを出した
パックもして準備バッチリ!!
早めに寝た