第11章 最後の言葉
そんな嬉しそうに言われたらどうしようもないんですけど。
実際、トシの所に来る前に銀時のところに行ってきた。
一番心配だったのはあいつだ。
真太郎さん殺す寸前だったし、もう眼が座ってたし。
なんとか説明すると、銀時はめっちゃ説教してきた。
まあ、半分銀時泣いてたけど。爆笑もんだったなぁ・・・・アレは。
でも、正直あそこまで大切に思われてるなんて知らなかった。
そして、屯所に戻ってきた。
つーか私、病院から抜け出してきたし・・・・・・
隊士たちに見つからないように、トシの部屋に入った。
ぶっちゃけ・・・・・・・
泣いてるトシ見て、結構ビビった。
うっわ・・・・これ絶対殺される。
とか本気で思ってたけど・・・・・・
かえってきたのは優しいキスと、痛いぐらいの抱擁。
生きててよかったって思えた。
あ!総悟のとこにもいかないと!