第32章 朧ともいはで春立つ年の内
土「瑠維、折り入って話がある」
屯所に引きずられるように入らされた私は、そのままトシの部屋に閉じ込められた。
そこで待っていたのは、トシの意味深な言葉。
『・・・は?』
土「実はな・・・」
そのまま私を引き寄せ、耳元でこう囁いた。
土「この小説・・・終わるらしいぞ」
『はいぃぃぃぃ!?』
ちょっと待って!?
何、そのいきなりのカミングアウト!!
ていうか・・・
『この小説って終わる予定あったんだ』
土「いや、そこじゃねぇだろ」
え?だってさぁ・・・
土「つっても・・・」
『あぁぁぁ!!終わるなら、ちゃんとかっこよく終わりたい!ちょっと止まって!時よ止まれ!!』
土「聞けぇぇぇぇ!!」
トシに頭を叩かれ、私は静かになる。
『なによ・・・』
土「このPart3が終わるだけであって・・・」
『え・・・』
土「Part4出すらしいぞ」
・・・今、なんて?
『いやいやいや!!無理でしょ!今でさえ、更新止まってるのに!』
土「閉まりきれてないからって、作者が」
無理だろ、お前!!
勉強大変で、毎日ヒーヒー言ってんのにどうすんだコラァァァ!!
土「睡眠時間削ってでも毎日書くんじゃねぇの?」
『いや、それは無理・・・・ってそうじゃねぇだろ!!』
土「まぁ、そんなこんなで」
・・・仕方ないか・・・
『「Part4もよろしくお願いします!!」』
あれ?
なんか忘れてるような・・・
土「細かい事は気にすんな」
『そーだね』
~完~