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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?



私は何とかその手を掴む。

『あああああああの!!その・・・・すみませんでした!なんか酔った勢いで・・・・・すみません・・・・・・』

とりあえず謝る。だってそうするしかないもん!
すると、男は肩を震わせる。・・・・・・・怒らした?

『あの・・・・・?』

男の手に力が入り、更に密着させられる。

『ちょっ・・・・・・』
土「何焦ってんだ?バカ瑠維」

・・・・・・はい!?
ちょっ!?え!?ちょい待って!どゆこと?

先ほどより更に頭の中がぐちゃぐちゃになる。

『ひ・・・・・土方さんですか?』
土「なんで敬語なんだ?」
『・・・・・それとも声だけそっくりさん?』
土「このアホ!!」

軽い拳骨が落ちてくる。恐る恐る振り返ると・・・・・・

『うっわ・・・・・』

なんか・・・・・めっちゃかっこいいんですけど・・・・・
なんでそんなかっこいいの?ねぇ、何でそんなに微笑むのが似合うんですか?

私は体を反転させるとトシに抱きつく。

土「どうした?」
『なんか・・・・・免疫が・・・・薄く・・・・』
土「免疫?」
『イケメン免疫』

そう言うとトシは呆れたようにして笑う。

『服!!服返せ!ふ~く~!!』
土「うるせぇな・・・・・・」
『汚したの?』
土「なっ/////お前はいきなりそういうことを/////」

汚すなよ!

『着替え』
土「・・・・・・俺の流し着るか?」
『うん!!』
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