第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?
その言葉にトシは驚いた顔をした。
私はそれに気付かない振りをして続ける。
『私ってわがままじゃないですか。なら、何あっさり引き下がってんだ!って思って。別にキライって言われてはないですし、好きでいるのは私の自由でしょ?』
その言葉に親父さんは吹き出した。
「根性座ってるねぇ!!いいよ!女もそのくらいじゃないと!なよなよしてても意味がない、男は逃げてくだけだからね!」
いや・・・・私が特別なだけでしょ。
「よし!!今夜はがんがん飲みな!!」
『は~い!!』
注がれた焼酎を一気に飲み干す。
と言っても酔わないのが私だ。
今日はべろべろになるまで飲もっかなぁ・・・・・・
『今日は飲むぞ!!』
「おお!!酒豪の瑠維ちゃんがやる気を出したか!」
『強いの持ってきてくださ~い!』
それから記憶がありません