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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?


それから総悟、お妙さん、ジミーの順に終わっていった。
キスしたかは不明だが。

そして私達の番。

セットは意味不明なもんで戦場だそうだ。

設定は、死にそうな彼氏に別れのキスを彼女がするといったもので・・・・・

実際ドン引きだ。

そして始まるバカげた芝居。

銀「俺は・・・・もう無理だ・・・・・」

ごめん・・・・笑う・・・・笑う笑うやばいィィィィ!!

『ふざけないで・・・・・そんなこと言わないでよ!一緒にいるって・・・・約束したのに・・・・』

そこで私、泣く!
おお!!泣けたよ!つーか笑っていい?やばいよ?これ・・・・

銀「幸せに・・・・・してやれなかったよな・・・・・・」
『そんな・・・・ことない・・・・』

会場が静まりかえっております。
銀時眼が笑っております。私も笑いそうです。

銀「お前はもう・・・・・・我慢しなくていい・・・・・」
『!!』
銀「今まで辛かったよな?もう・・・・・自分のために生きていい・・・・・わがままになっていいんだ」

銀時の眼は本気だった。わがまま?私はわがままだよね?

銀「人を護るためだけに生きなくていい・・・・・・もっと自分も大切にしろ」
『・・・・・ぎ・・・んとき・・・・』
銀「見守っててくれてる、あの人も、俺等も・・・・・」
『・・・・・・』
銀「俺らにとってお前は大切な存在だ」

何でこんなところで言うんだろう?いやがらせだよね?

銀「大好きだ」
『う・・・・ん』

銀時はそう言うと眼を閉じた。
私はその瞼にキスをする。

ありがとうの意味を込めて。

ねぇ・・・・・・

わがままになってもいいんですか?
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