第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?
司「最終勝負は、どれだけ魅力的に相手を誘えるか対決です」
もちろん私達二人の顔は幻滅。
司「今回は彼女の可愛さで勝負します。なお、この勝負はポイント二倍ですので、頑張ってください」
ステージにセットが組み立てられる。
司会者の説明によれば、彼女がどれだけ可愛く彼氏にキスをおねだり出来るかだそうで・・・・・
総悟、ジミー、私の顔はすでに死んでおります。
それぞれ別々の更衣室に通される。女は女、男は男といった具合にだ。
山「無理です!想像するだけで気持ち悪い!」
沖「俺も無理でさァ。ぜってぇ無理」
『あいつとキスするなら命綱なしでバンジーするほうがマシ』
山「いや、それもう死んだ方がマシなんですよね」
沖「つーか・・・・・なんで瑠維、真選組やめたんですかィ?」
総悟が不思議そうに聞いてくる。女装似合うな、オイ。
『色々あったの。色々』
沖「どーせ土方さんなんだろ?」
山「身勝手にもほどがある」
あ、ジミーそれ総悟の前で言っちゃダメでしょ。ちくられたら殺されるよ?
『私が辞めたいって言ったの。ちょっと色々あってさ』
沖「・・・・・そうですかィ」
山「・・・・・いつでも戻ってきてくださいね!!俺、待ってますんで!」
ジミー・・・・・いや~その笑顔は反則っしょ!
『ジミー可愛い!!』
山「ええ!?」