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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?



司「彼女をおぶっての2000m走です。彼氏のたくましさを見せてください!!」

やばいよね?これ・・・・・・
いや、銀時に体力無いわけじゃないけど・・・・・
相手が悪いよね?一応警察官だし?九ちゃんも足速いし・・・・・

司「なお、彼女からの愛の言葉もOKです」

愛の言葉ねぇ・・・・・・

司「では、出場者の方々は着替えるために更衣室へどうぞ」

そう言われ、私達はステージの袖にまわされる。
銀時は完全にフリーズしていた。

妙「銀さんたちも出てたんですか?奇遇ですね」
九「悪いが、一位は僕たちだ」
『・・・・・ごめん、争う前にうちのバカ侍戦闘不能になっちゃってる』

私は銀時の頭を叩き、無理やり覚醒させる。

銀「無理無理無理無理!!!!お前みたいなのおぶって走るなんて絶対死ぬ!この世の終わり!!」
『お前のせいだろーがァァァ!!こっちだってこんなバカげた大会出たかねーよ!!』

そして始まるいつもの喧嘩。

妙「一番カップルらしくないわね」

お妙さんのその言葉に私達は二人して大声をあげた。

『「カップルじゃねーから仕方ねーだろ!!」』
妙「あら息ぴったり」

つーかさ、普通なの私達だけじゃない?男と女なの!

銀「だいたいなんだよ!?何で男が女装してんの!?何で女同士で出てんの!?つーか何で俺等が普通になってんだよ!?」

あ、つっこんだ。

近「ハッハッハッハ、似合うだろ?」
沖「似合う似合わないの問題じゃねーでしょ。俺、男ですぜ?ちゃんとついてるんで」
山「何で俺まで・・・・・・」
近「そう言うな、トシの三億を返すためだ。万事屋、ここはどうにか手を組まないか」

は?どーゆーこと?

銀「それもそうだな。どっちにしろ俺らかお前らが勝てばいーんだろ。お妙たちに優勝させなけりゃいいんだろ?」

なに?それ・・・・・意味わかんないんですけど?
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