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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第10章 三億ゥゥゥゥゥ!?



銀「で?どこをどう間違えたらこうなるの?」
『場末のスナックで張り紙見せられたらこうなるのよ』
銀「だからって・・・・・・なんでこうなるんだよ!!」

銀時はそう叫んだ。それもそのはず、ここはホテルの大広間。ここで何が行われるかって?それは・・・・・・・

銀「何だよ!?この「誰が一番お似合い?ドキッ♡天下一武闘会」って・・・・・この♡がキモイんだよ!」

そう!「誰が一番お似合い?ドキッ♡天下一武闘会」という大会だ。カップルがこの大会に出て、真の愛を競い合うというものだ。

いや・・・・・出たくなかったよ?そりゃもちろん出たくないけどさァ・・・・・・・

優勝賞金が・・・・・三億円なんだよねぇ・・・・・・

そうと決まればさ?優勝するしかなくね?

『優勝するぞー!!』
銀「おー!!・・・・じゃねーよ!何これ?俺、別にお前と付き合ってないよね?いくら優勝すると三億でもさぁ・・・・・」
『借金取りに追われるよりよっぽどマシじゃない?』
銀「う・・・・・・」
『だいじょーぶって!!お登勢さん達のお墨付きなんだし』
銀「それが一番こえーよ」

ぶつくさと文句言っていると、いきなり照明が落ちた。
女の悲鳴が上がる。

銀「お前も女なら「キャー銀時こわぁい」・・・・ぐれぇ言ったらどうだ?」
『キャーここに変態がいるわ、こわぁい』
銀「ああ!?お前・・・・これ、ぜってぇ優勝できねーよ!?お前がそんなんな限り無理だぜ!?」
『大丈夫、いざとなれば女になってやる』
銀「今鳥肌立ったわ」

二人で小声で言い合っていると、ステージにスポットライトが当たった。

司「みなさんそろいましたね?司会をやらせてもらいます。司と申します」

司会者は黒いタキシードをきて出てきた。

司「いよいよこの日がやってまいりました。彼氏のみなさん、彼女とラブラブしてますか?」
「「「「「「「おおおお!!」」」」」」」
銀「こっちはDEATHDEATHだよ。毎日戦場だよ。甘い雰囲気のかけらさえねーよ」

そう言う銀時に愛の鉄拳を入れてやる。

司「彼女のみなさん、彼氏の事を愛してますか?」
「「「「「「は~い!!」」」」」」
『うっわ・・・何この黄色い声援・・・・・キモッ!!』

そういう私の頭を銀時が叩いた。
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