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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第8章 昔の味方は今日の敵


悔しくて・・・・悔しくて、涙が溢れてくる。力のない自分に・・・・弱い自分に・・・・・・

『トシ・・・・と・・・・同じ顔をした・・・・あなたを・・・・愛して・・・います・・・・・』
真「よく言えました。さ、俺はお暇しようかな」

真太郎さんは上機嫌な声でそう言う。

真「残念だったね、彼女が愛したのは俺だよ?鬼の副長、土方十四郎さん」

その声に顔を上げると、トシが立っていた。

全部・・・・策略だったってわけ・・・・か
真太郎さんは本当に楽しそうに笑っていて・・・・・

真「じゃあね、瑠維ちゃん」

私のプライドも大切なものも・・・・・

ズタズタに切り裂いていった。

『最低・・・・・』

真太郎さんは笠をつけ直し歩き去っていった。

私は涙を拭うことなく真太郎さんの後ろ姿を睨みつけた。
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