第6章 全盛期?
『おお!ぴったり』
私は神楽ちゃんのチャイナ服を着ると、廊下に出た。
すると、目の前には大量の隊士の皆さんが・・・・・
銀「いいか!ぜってぇ瑠維を怒らせんじゃねぇぞ!!あいつは今から十年前・・・・・つまり今の姿の時が全盛期だ。怒らしたら最後、殺されっからな!!」
そして声高らかに私の地雷を踏みまくる銀時の姿が・・・・・・
沖「旦那ァ、後ろ」
銀「なんだ?沖田くん」
銀時は私の方を振り返った。そして固まる。
『銀兄ィ~?そんな風に思ってたんだァ~』
銀「え・・・・・いやぁ・・・・・そんなワケないだろ?」
『笑えてないけど?』
銀時は後ずさりしていく。そして・・・・・
銀「じゃあな!!その服は神楽に直接渡してくれェェェェ!!」
と走り去って行った。
『半殺しならするかもしんないけど・・・・・殺しはしないって・・・・・』
山「いや・・・・それ十分恐ろしいですよ!?」
ジミーが私につっこむ。
『普通の少女じゃん、かよわい』
沖「かよわくないと思いやすが・・・・・・・」
『あ、総悟!何でこんなことになったのかな?』
沖「すいやせんでした。これからは土方さんで試しやす」
『よし、分かればよろしい』
と満足げに頷いた。
沖「にしても・・・・・髪が短いですねィ」
『うん。戦う時に邪魔だったからね』
近「十年前・・・・・・舞鬼神の時だね」
『銀時も白夜叉って呼ばれてましたよ?』
沖「なんか・・・・・ちっちゃくなったら可愛いですねィ」
『・・・・そかな?』
近「普段は美人って感じだけど・・・・・今はなんだか可愛らしいってイメージだなぁ」
近藤さんは私の頭を撫でる。
うわ・・・・・なんか嬉しい・・・・・
沖「飴いりやすかィ?」
近「ケーキか何か買ってこようか?」
『やった~!!』
近藤さんと総悟に抱きつく。
昔もよく晋助と銀時にこうしてたっけ・・・・・ヅラにはしなかったけど・・・・・
土「コラ」
『うっわぁ!?』
近藤さん達にひっついていた私は、トシに引きはがされた。
土「甘えんなよ。お前は俺の傍にいろ」
『うわぁぁぁぁん!!お母ちゃ~ん!!』
近「どうかその子だけは!!」
沖「瑠維!!」
土「打ち合わせしてたろ?お前ら!」
結局トシの部屋に連行されました。