第4章 男女逆転とか・・・・・・冗談でしょ?
「ちょっと、土方さん!!どーゆーことですか!?」
「うるせぇ!わかるわけねぇだろ!?」
「豚ですねィ」
「うっせぇわボケェェェェ!!」
・・・・・・これって警察なのか?ただのアホの集まりだろ・・・・・
屯所に着くと、ものの見事に女にされた隊士たちがぎゃーぎゃーではなく、きゃーきゃー騒いでいた。
『オイオイ・・・・ふざけんなよ・・・・・』
屯所の門の前でがっくりと肩を落としていると、俺に気付いた一人の隊士が駆けよってきた。
ちなみに、隊服の上着は脱いでいる。
「あの・・・・すみません。真選組も混乱していて・・・・・質問とかは・・・・・」
ツインテールの女だ。顔が地味で、良くも悪くもないようなイメージがある。
・・・・・いや?この丁寧語・・・・まさか・・・・
『ジミーか?』
山「え!?ってかジミーじゃないですけど・・・・・誰ですか?」
うん・・・・・わかるわけねェよな。
俺はため息をつくと、ポンとジミーの肩に手を置いた。
『お前のこと、ジミーって呼んでんのは少ねェだろ?』
山「え・・・・・えっと・・・・・」
『隊服着て、男と言えば?』
俺がそう言うと、ジミーは驚いたような表情になった。
山「まさか・・・・・・瑠維さん!?」
『正解』
俺はそのままジミーの頭を撫でてやる。すると、顔を赤く染め上げた。あ・・・・・・これ、おもしろいかも・・・・
俺はそのままジミーの目線に合わせ、顔を近づける。
『な、副長の所行ってもいいか?』
山「え/////う/////////あ、はい」
『ありがとう』
髪にキスを落としてやると、ジミーはぶっ倒れた。
いや~・・・・これ、はまるかも・・・・・・
俺はジミーを横抱きにすると、ずかずかと中に入って行った。