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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第23章 すみませんをかねまして・・・(二年後篇)


「後日談」

土「オイ」
『・・・』
土「瑠維」
『・・・』
土「無視すんな!!」

絶賛不機嫌中です、はい。

まあ、別に向上心がなかったとかそんなことはどーでもいい。

それよりさ~

ねぇ、お妙さんと子供作っちゃうとは思わなかったな~

酷いよね~ひどいよね~

『これなら前の方がよかったかも』
土「あ?」
『嘘つくの、むこうのほうが上手そうだし』
土「だから、お妙とは何も・・・」

言い訳は聞きませ~ん!!

ムカつく・・・ハリセンぶちこめばよかった

土「・・・心の声漏れてんぞ」
『漏らしてんの!』
土「ったく・・・」

可愛くねぇ

・・・



『やかましいわ、このアホぉぉぉぉ!!』
土「うおっ!?」
『死ね、消えろ、私の前から消え失せろ!』
土「待て、わかったから、刀おろせ」

何がわかったんじゃ!「死ね」か?「消えろ」か?「消え失せろ」か?

『ジ・・・』
土「あ?」
『ジミィィィィ!!』

バタバタと廊下を走りながら、ジミーに飛びつく。

山「うわっ!?」
『戻ってよかったね、お前』
山「ああ、はい。よかったです」
『ほんとにねぇ』
山「あの・・・離れてください」
『何でよ』
山「その・・・目の前の方が・・・怖い・・・です」

振り向くと、仁王立ちで私を見ているトシが。

もう追いついたのかこの男は。

『いいの』
山「俺が殺されます」
『死ねば?』
山「・・・ひどいですよ」

ぴったり。しかも胸をくっつけるように腕を組んでいると、トシに襟首を掴まれる。

土「山崎」
山「は・・・はい!!」

立場逆転だな。ジミーは私の手をほどくと、走り去って行った。
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