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苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第21章 初めての・・・



・・・まあ、そんなこんなでムラムラを吹き飛ばし見事俺は仕事を終えました。

『近藤さん・・・適当ですよね?』
近「・・・仕方ないんだよ。まあ、この小説では十八番だから大丈夫じゃない?」
『・・・ただ単に作者のイメージがどっかに消えただけでしょ』

瑠維ちゃんに冷静にツッコまれながら、俺たちは迎えのパトカーで書類を書きなぐっていた。

近「・・・終わる?」
『終わるんだったら、酔いながらこんなことしません!!』

車酔いのひどい瑠維ちゃんはかなり辛そうだ。
それでも動かす手は止めない。

トシに提出するための報告書をまだ書き終えてないのだ。
だいたいは終わるだろうが、鬼の副長はだいたいでは通用しない。

『死ねェェェェ!!土方ァァァ!!』
近「瑠維ちゃん・・・口じゃなくて手を動かそうか」
『動かしてます!』

なんとか報告書を作成し終えると、二人して眠ろうとした。
が、

原「着きましたよ」

原田に起こされ、二人してキレる羽目になった。

『もうちょっとゆっくり走ってくれても・・・』
近「・・・」
原「すいません・・・」

原田がとばっちりをかぶった。

屯所は相も変わらずにぎやかで、帰ってきたという気になる。

・・・これ、武州に帰った時も思ったような・・・

まあ、いいか。

俺は久しぶりのお妙さんとの再会を心待ちにしながら、荷物を整理し、屯所を飛び出していった。






久しぶりだというのに待っていたのは手痛い言葉で・・・

妙「あら?近藤さん?武州の山で野生に還ったのかと思ってました」
近「お・・・お妙さん・・・」
妙「それより・・・手ぇ出したりしてませんよね?」

ニコニコしながらも、憤怒に近い感情をあらわにしながら迫ってくる。

こんなお妙さんも美しいなぁ・・・・

近「もちろんです!俺、お妙さん一筋ですから!」
妙「あら、うれしくないお言葉」

うん、瑠維ちゃんも美人だけど、やっぱりお妙さんだなぁ。

いや・・・でも、スタイルは瑠維ちゃんが・・・

いやいや・・・お妙さんはあの少年のような胸がいいんだ・・・

妙「近藤さん?心の声が漏れていますよ?」

無論、お妙さんによってぼこぼこにされた。
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