• テキストサイズ

苦しみの中の幸せ Part3 [銀魂 土方落ち]

第17章 は・・・はめられたァァァ!!



振り返るとそこには・・・まあ、不機嫌な顔したトシと・・・

近藤さんが。

『近藤さんんんんん!!』
近「な・・・なに!?」
『総悟が神楽ちゃんと付き合ってるって本当ですか!?』

私の質問に近藤さんは笑った。

近「新八くんから聞いたんだろ?」
『は・・・はい』
近「あれは、総悟が賭けに負けたらしく、カップルじゃないと食べられないっていうジャンボパフェ2万円をおごってたらしい」
『2万?』
近「万事屋じゃ一緒に行っても金がないって言っててな。で、総悟が捕まって、おごらされる羽目になったらしい」
『新八くんには・・・』
近「言ったよ?安心してた」
『よかった~・・・神楽ちゃんと総悟なんてありえないもん』

安堵した。いや・・・でも意外とお似合いかも・・・。
ないか、うん、ないね。いや・・・

近「それより瑠維ちゃん?」
『はい?』
近「・・・」

近藤さんがトシに視線を送る。

『あ・・・』

忘れてた。朝帰りしたこと忘れてた。

どーしよ・・・どーしよ・・・

あれ?なんであせってんだ?

別に何にもしてないし、気まずくなる必要ないよね?

てか・・・

『すいません・・・トイレ・・・』

気持ち悪い・・・吐きそう・・・

下駄を脱ぐと、パタパタと走っていき、思いっきり吐いた。

出てくるのは酒ばかりで・・・・

『ど・・・どんだけ飲んだんだ?』

自分で自問自答する。だって液体しかでてこない。

口をゆすぎ、呟いた。

『よく・・・急性アルコール中毒で死ななかったな』

あ、私死なないか。じゃあ大丈夫だ。

とか思っていたが、また吐き気が襲ってきて、トイレに入りびたりになった。

『あ~・・・気持ち悪い・・・頭痛い・・・』

朝帰りという恐怖から解き放たれたのは、凄まじい吐き気と頭痛で・・・

『くっそ・・・飲ませるだけ飲ませて・・・結局は・・・暴露話しかしてないし・・・陸奥さん来てないし・・・』
/ 250ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp