第13章 質問の答えときまり
山崎side
瑠維さんはすぐに席をはずしてくれた。
俺は持ってきていた書類を渡す。
山「あの、副長」
土「あ?なんだ?」
副長は瑠維さんの持ってきた書類に目を通していた。
山「お節介かもしれませんけど・・・・・その、もっと隊士たちの前で自分のだって見せつけたほうがいいんじゃないんですか?」
土「は?」
山「いや・・・・瑠維さん人気が高くなってるんで・・・・もっと見せつけたほうが・・・・」
副長の眉間にはしわが寄った。
土「お前は?瑠維のこと好きなのか?」
山「ええ!?そりゃ可愛いとは思いますけど、そんな風には・・・・・」
可愛いというか美人だな。
副長はため息をついた。
土「・・・・わかった」
山「瑠維さんだから心配はないですけど・・・・」
土「何で瑠維だと心配しねぇんだ?」
この人瑠維さんのことになったら口数増えるな。
山「え?だって・・・・・瑠維さん副長にベタ惚れですから」
見てて微笑ましいくらいにだ。
土「・・・・そうか」
まあ、副長もなんですけどね。
山「じゃあ、よろしくお願いします」
土「ああ」
まぁ、これだけ言っとけばいいだろう。
俺は部屋からでた。
そしてそれから三日後に事件は起こった。