第12章 超絶?!秘密の特訓開始!
慧「じゃ、タイムロスした分、取り返そうぜ?」
影・日「「お願いシャッス!!」」
そう言って3人は急に意気投合し、サッサと練習を始めてしまう。
男同士って、よく分かんないや。
そんな風に思い、軽くため息をついた。
桜「さっき慧太は及第点だって言ってたけど、俺はハナマルだと思ってるよ」
振り返ると、桜太にぃが腕組をして3人を見ながら私に話しかけてくる。
桜「真っ白な所に色が集まる・・・か。これから先、彼らはどんな色に変わっていくんだろうね?そしてその時に、紡は・・・」
途中まで言いかけて、桜太にぃは、ま、いっかと笑った。
これから先の事は、その時になってみたいと分からない。
そして、少しずつ変化は始まっている事に私はまだ気づかないでいた。