• テキストサイズ

【 ハイキュー !!】~空のカタチ~

第10章 烏野高校男子バレー部


影山に送ってもらい玄関を入り、とりあえず“ ただいま ”と、声を出した。

自宅に入った事でホントに安心したせいか、途端に体が重くなる。

まるで、泥の中を歩いている様な錯覚を覚えながら、重く動きが鈍くなる足を引きずりながらリビングへ入った。

目の前のソファーが、疲れきった私に手招きをしている。

ダメ・・・手洗いしなきゃ。

そしてお米研いで、それから夕飯の支度しなきゃ・・・

今日は私が当番なんだから・・・

そんな私の思考を裏切り、体はソファーに招かれるまま引き寄せられて行く。

手にしていた鞄をドサリと手放し、そのままソファーにポスンと飛び込む。

ちょっとだけ、ホントにちょっとだけ・・・

5分でいいから、少し休んだら動き出そう。

そんな事を考えているうちに、私の瞼は、いとも簡単に閉じていった。












/ 1471ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp