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人魚姫ストラテジー【HxH】【裏】

第7章 満月の夜と少女 裏


「!!」
指を入れた瞬間、とろんとした表情をしていたルルが吃驚したように眼を見開いてこちらを見た。
「悪い、痛かったか?」
と聞くと、ルルはこくこくと頷き、表情はすっかり強張らせてしまった。
「大事にするから、だから、俺にその身を委ねてくれないか…?」
断られても仕方がない、我慢する覚悟は出来ているはずだったのに、ルルを犯すことで頭はいっぱいだった。
きっと、ルルは何もわからないのに、ただ怖いだけなのだろうに、俺の顔を見てゆっくり頷いた。
「…っ!ルル…!」
一本の指がきついのに、それを出し入れし始める。
痛そうに目を細め、生理的に涙を流す彼女を見ても、もうどうにも止めることができなかった。
早くこの中に納まりたい、そんなことまで思ってしまう程だった。
何がそんなに自分を狂わせるのか、わからない。
くっと指を曲げると、小さな身体がはねた。
そこを重点的に攻めていくと、苦しそうにしていた息が色っぽいものになっていく。
声がないことに不便を感じる、という偏見を持っていたが、そんなこと何も思わなくなっていた。
更に重点的に攻めていくと、ルルはびくん、と大きく身体を揺らして果てた。
そのまま指を二本、三本と増やしていき、同じことを繰り返す。
ルルは、はあはあと息を整え、痙攣する身体を止めようと、感じた絶頂をどうにかしようとシーツを握りしめ、
もう片方の手で口を押さえていた。
がたがたと手が震え、口から透明な液がつつっと流れた。
艶やかなその姿に、自分自身の限界を感じ、彼女の入り口に自身を添える。
二、三度往復させると、ルルがその度に身体を反応させてぴくぴくと震えた。
「挿入れるぞ、痛いかもしれないが、我慢してくれ。」
なるべく大事にするから、と言うと、不安と安堵を織り交ぜた複雑な表情でルルが俺の顔を見る。
どきっとした。
まただ、また彼女の瞳が俺を捉えて離さない。
先を挿入れただけでも、ルルは息を止めて辛そうに身体を避けて行く。
なるべく辛くさせないように、少しずつ奥へ突き進んでいく、が、ルルが呼吸をしない。
一度、止まって、彼女が息が出来るようになるのを待つ。
狭い中ときつい入り口が、ずきずきと自身を締め付けて痛い。
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