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人魚姫ストラテジー【HxH】【裏】

第7章 満月の夜と少女 裏


そのまま、右の首に唇を這わせていき、小さくリップ音を立てながら吸いつく。
ルルは擽ったそうに身を捩り、少しだけ身体を反らすように動いた。
手を脇腹から前に回し、小さな膨らみを手の平に納めた。
段々乳首に近付き、掠めるように触ると、声は出ないが、色っぽい吐息が聞こえた。
首から唇を離し、顎に手を添え、此方を向くようにぐいっと力をこめた。
そのまま、胸を弄りながら、濃厚な口づけを交わす。
舌を入れると、少し不安そうに彼女自身の舌が逃げていく。
追う為に口を奥にかみつかせ、要約彼女の舌を捕まえ、からませていく。
酸素を取り込もうと頭を動かそうとするが、自分の手でがっちり抑えてそれを許さない。
片方の手を膨らみから突起に重点を変え、そこを攻め立てると、色っぽい吐息が口の端から漏れ出す。
「声、出ないんだなやっぱり…。」
浴室で自分の声だけが響く。
彼女はなんのことか解らず、俺の目をじっと見つめていた。
もう一度、口付けを交わすと、今度はおずおずと自ら舌を差し出す。
その姿があまりにも可愛く、無我夢中でそれを追いかけてしまう。
再び絡ませ、くちゅくちゅと水分を含んだ音を立てて行く。
「ルル…。」
名前を呼ぶと潤んだ瞳がこちらを見て、頬が赤くなっていくのがわかる。
酸素が足りなくなった身体は、必死にそれを取り込もうと、短く荒く呼吸を繰り返す。
顎に優しく手を添えたまま、胸を弄んでいると、小さな身体が自分の身体の間で捩れてびくびくと震える。
「こういうの、初めてだよな。」
ルルが頷くと、頭が真っ白になりそうだった。
今まで、女が処女だと知るとその場でやめて追い出していた。
でも今、彼女の全てを手に入れたい、真剣にそう思った。
「大事にする…優しくするから…。」
何故かどうにも止まらない鼓動、血液の循環、脈が、跳ねているのがわかる。
何も知らない彼女は、何が?と聞くわけでもなく、頷くわけでもなく、ただこちらを見据えていた。
拒否はしていないのがわかり、きゅんと胸を締め付けられる気持ち。
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