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好きなの?【おそ松さん】

第3章 再開


夢主side

一松くんと話していると
誰かが話に入ってきた

この声は知ってる…
私が今一番会いたくない人…


お「ねぇ…まだ俺のこと好きでしょ?」



おそ松くんは私の肩に腕をかけ
耳元でそう囁いた

かぁぁ//////
顔が熱くなった


お「お、その反応…
やっぱり好きでしょ?」


「こんなの!誰でも赤くなるよ!」


一「おそ松兄さん離れて…」

そう言うと一松くんが私の腕をつかみ
こっちに引き寄せた


お「なんだよ〜一松〜
俺がちゃんになにしようが
勝手だろー?」


一「ダメだから」


お「なんで?」


おそ松くんの表情と声が
さっきとは違って怖くなった



一「…俺も



が好きだから」

一松くんは私の腕を掴んでいた手の力を
強くした


「え…?」



お「は?」


一「おそ松兄さんには悪いけど

俺ひかないから」



お「上等じゃん

俺の本性知っといてそんなこと言うなんて」



本性?
なにを言ってるの?おそ松くんはおそ松くんじゃないの?



お「あぁ、ちゃんには言ってなかったよね

俺ねこれニセの顔なんだ
ホントの顔はこんな優しい顔じゃないから」



「どういう…」


キーンコーンカーンコーン

私の問いかけをチャイムが遮った


お「おっ。時間だー
また怒られるから俺は戻るわ」


おそ松くんは空き教室から出ていった


一「あ、ごめん」


一松くんは私の腕を掴んでいた手を離した


「だ、大丈夫」


一「嘘じゃないから」

「え?…」


一「さっきの気持ち嘘じゃないから

俺自身も会ったばかりの人に恋するなんて
ありえないと思ってた

でも…やっぱり止められないんだ」



「うん……

その気持ち分かるよ
私もそうだったから」


一「でもその気持ち。
俺で塗りつぶしてあげる」


「え?」


一「おそ松兄さんを好きだった気持ち

俺で埋めてみせるから」


「えっと…///」


私は初めて言われる甘い言葉に
どう対応すればいいのか戸惑った


一「戻ろ」


「うん」




それからだった
あの2人からの誘惑がすごくなったのは……
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