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好きなの?【おそ松さん】

第3章 再開


一「もしかして黒い猫?」


「うん、そうだよ?
もしかして一松くんの猫?」


一「いや、俺のってわけじゃないけど…
餌あげてるだけ」


「へー!猫好きなんだ!」


一「好きじゃない…」


「ふふっ。」


一「っ!……な、なに」


「なんか可愛いな〜って!」


一「…嬉しくない…」



「あははっ、久々に男の子とこんなに話したかも」



一「俺だって…てか1度もない」



「えへへっなんか嬉しい」


一「ふっ、変なの」


「あ!笑った!」



一「笑っちゃダメなの」


「ううん!逆!絶対一松くん笑ったほうがいいよ!」



一「……笑ったら好きになってくれる?」



「へ?…」

ガラッ!

お「いっちまつー!終わったー?」


一「終わった…
出してくるね」


「あ、ありがとう」




一松くんは冊子を持って教室を出ていった



シーン…
微妙な空気…



お「し、しっかし!ほんと偶然だな!
同じ学校で同じクラスなんて!」



「そ、そうですね!」


お「だからタメでいいって!」


「だ、だよね!おかしいよね!」



お「おう!」



「じゃあ!私帰るね!」


私はカバンを持って帰ろうとした時…

机の足に足を引っ掛けて前に倒れた



「わっ!」


お「あ!」


ガバッ!


お「ふー…あっぶねー
だいじょう…っ!」

至近距離にある顔に私たちは驚いた
どうにかおそ松、くんが抱きとめてくれた変わりに
顔が近づいてしまった


「あ、…えっと…

おそ松くん?」



おそ松くんの顔を見ると
彼は無表情になり…無言のままどんどん顔を
近づけてきた

「ちょっ…おそ松くん」


腕はがっちりと掴まれて逃れられない


「んっ…」


唇が触れた…

おそ松くんは私の頭に手をそえどんどん深いキスをしてきた


「んんっ…!んあ…んぅ…」

後ろに下がってもおそ松くんは寄り添ってきて
しまいにはガタンと机にぶつかってしまった

私は初めてのキスにどう対処もできず
されるがままだった



すると…

ガラッ!


一「おそ松兄さん!
なにやってんの!」


冊子を届けにいっていた一松くんが
帰ってきておそ松くんを止めようとした



おそ松くんは突き飛ばされた


お「いってぇ…」


私今キス…
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