第2章 神様って本当にいるの?
れおside
優「本当にいるのかな?」
れお「…分からねぇけど愛夏姫の事信じてんなら待ってみるのも案外悪くないかもしれねぇぜ?」
?「…ここで何してる」
れお「おっ…こいつが…」
優「…愛夏姫のこと銀魂の世界に連れていくって言ったのはあなたですか?」
?「…あぁそうだが。先に言っとくが生憎俺は片道切符の力しか持ってないからな。それにお前達か口出しする問題じゃないんじゃないか?あいつの決めたことなら尚更な。」
優「一理あるね…愛夏姫の本当に望んでいる事なら止めない方が…」
れお「…ふざけんじゃねぇ…お前はいいのか?ここで愛夏姫が行ったら二度と帰ってこれない上俺らも忘れるんだぞ!?」
?「…分かった分かった。銀魂の世界とこっちの世界を行き来出来るようにすればいいんだろ?」
れお「出来んのか!?」
?「ただし、条件がある。お前ら2人のうちまたはあいつの家族の1人の記憶を消させてもらうぞ?」
れお、優「……」
?「明日にでもあいつ連れて話に来い。」
れお「分かった。」
あいつならこう答えるだろう。
"親の記憶を消してくれ"だが親は親だ。
幼馴染の俺らとは訳が違う。
そう言われたらどうしようか…
止めなきゃいけないのか?
優「れお、考えてる事は一応分かってるつもりだよ。俺達じゃなくてあくまでも"愛夏姫の気持ち"優先だよ?」
れお「…分かってる」