第5章 第5章
…あぅ。
山姥切にすごい恥ずかしい音を聴かれてしまった…
何であのタイミングで鳴るのかな…腹の虫って。
山姥切「昨日は…」
大きなお腹の音を聴かれて羞恥にかられていた私は頭の中がそれでいっぱいで山姥切が話しているのが、ほとんど聞こえなかった。
『え?い、今何かいいましたか?』
山姥切「はぁ…昨日は大丈夫だったのか?俺の次に倒れたそうだが」
あ。そうだった…山姥切は私が潰しちゃったんだ…。
『あ、えっと私なら大丈夫。ちゃんと二日酔いの薬も飲んだしね。…それより……』
急に立ち止まった私を不思議に思い振り返る山姥切。
『昨日はごめんなさい!!私が無理にお酒をすすめちゃったから…山姥切さんも倒れちゃったみたいで…』
山姥切「…心配しなくても大丈夫だ。俺もあの後寝てただけだしな。あんたが気にするコトない。」