第5章 第5章
そんなイケメンな薬研を見ていたら
私はふと気がついた。
あ、まだパジャマのままだ…。
『あれ?デジャブ???』
薬研「何か言ったか?」
先程にも同じコトを…って考えていたら
つい声に出ていたみたいで薬研が不思議そうに見ていた。
『あ…えっとね。私まだパジャマだからさ…着替えをしたいなーって』
薬研「あぁ、なるほどな。………着替えを手伝ってほしいんだな。」
先程と同じように私に近づいてきて耳元で囁いてくる薬研。
『いらないー。』
そんな薬研に対して私は負けない!と薬研の顔を手でグイっと押してみた。