第5章 第5章
そう言って、薬研は微笑む。
見た目はショタなのに、とても色気のある笑顔。
見ていたら恥ずかしくなる…
薬研「よっと…ちょっと待ってろよ。今、薬用意してやるからさ。」
私を布団に下ろすと薬研は机の上にある薬と水を用意してくれた。
薬研「ほらよ。飲めるか??」
『ありがとう、薬研。……』
薬…粉薬だ……苦手なんだよね。
苦いし口の中にへばり付く感じが…
そんなことを考えながら薬をジーっと見ていたら
薬研「何だ?大将飲まないのか?…それとも……俺っちに口移しで飲ませてほしいのか?」
『!!!/////////////な、な、何言って!!!!』
急に私に顔をグイっと近づけてきて耳元で囁いてくる。